音楽

勝手にショパンベスト3

舟歌 チェロソナタ バラード4番 異論反論は認めない。即労働改造所に送る。 「チェロソナタを挙げるのは邪道」とか言った奴殺す。 「晩年の作品を挙げればいいと思ってるのはむしろ素人」という自称玄人には切腹を命じる。 「真のショパン通はマズルカを挙げ…

デュプレ・バレンボイム「フランク ヴァイオリンソナタ」

父がブログで、ジャクリーヌ・デュプレについて書いている。ちょうどその前日に、デュプレのCDを聴いたところだった。自分にとってもちょっと特別な一枚である。 そのデュプレとバレンボイムのCDは、1年半ほど前に買った。名盤として知られているものだが、…

BSOコンサート:ショスタコビッチ&「英雄」

都合10回近く演奏会に行ったボストンシンフォニーともしばしのお別れである。本当はデュトワ=アルゲリッチも聴きたかった、ブレンデルも聴きたかった、プレヴィン=ムターも気になっていた、エメールのバルトークP協も行くべきだった、等々言い出せばきりが…

パット・メセニー/ブラッド・メルドーコンサート

先日取り上げたメセニー・メルドーコラボCDの第二弾(デュオ中心の一枚目に対してこちらはタイトル通りカルテット中心)を先に購入して聴いてみて、「むぅ。一枚目に比べるとちょっとつまんないかなー」という印象を抱いてから向かったコンサートだったが、…

メセニー×メルドー Quartet

Boston Opera Houseであったコンサートに行って来た。これはマイベスト生コンサートだったかもしれない。あまりに凄かったのでとりあえずビール飲んで寝る。回顧その他はまた明日。

マーラーが理解できないわたくし

後輩だか友人だか数回会っただけのメル友だかよくわからないxedos氏がはるばるボストンまで遊びに来てくれたので、子供が産まれてからご無沙汰となっていたボストン響を聴きに行って来た。しかし、彼も忙しい人なので日程の都合上仕方ないとはいえ、曲目がマ…

気分はもうラ化

就職活動やら論文やら、色々と佳境。なので気分はもうミニマリスト(脈絡不明) まあ、メセニー・メルドー購入以降、メセニーづいている→「エレクトリック・カウンターポイント」を急に思い出す→エレクトリック・カウンターポイントもいいけど、やっぱりあの…

Metheny/Mehldau

後藤雅洋の本に「ハービー・ハンコックが好きだ」というくだりがある。パット・メセニーと共演した西海岸でのコンサート(恐らくもう20年近く前のことだろう)での話で、演奏者紹介で「白人・若手」のメセニーの方がジャズマンとしては格上のはずの自分より…

エリック・ハイドシェックこの一枚

学期もほぼ終了し余裕が出て来たのでヲタな話題で攻めることにする。 競馬ファンであれば柏木集保に、サッカーファンであればセルジオ越後にあれこれ言いたいことがあるのと同様に、「宇野功芳には一言いっておきたい」というのがクラシックファンのほぼ一致…

クライバー指揮人見記念講堂ライヴ

我らがクライバーの指揮姿はァァァァァァァアアア 世界一ィィィイイイイ と、ついついシュトロハイムに変身してしまうくらい、やっぱりカコイイ!!のである。クライバー。 DVDを横芝からボストンまでEMSで送ってくれたびろせ氏、本当にありがとう。超感謝。 確…

陽水@チェンナイ

インターンシップも残り二週間だっちゅうに何も結果を残せていない。虚しくて寂しいが、かといってやることもないのでPCにぶち込んでおいた井上陽水を久々に聴いてみた。やっぱりこういう時は陽水やね。余計寂しくなるけど。でも二日酔いを迎え酒するみたい…

ストラヴィンスキー「ヴァイオリン協奏曲」

オフィスの空調が故障してとても仕事にならないので、アメリカ出発前にノートPCにぶち込んできたCDを聴いて現実逃避。 そもそもはシャハムのこのCDとバルトークのヴァイオリン協奏曲の聴き比べをしようと思って購入した女帝ムター様のこのCDであったのだが、…

ボストン響コンサート オールモーツァルトプログラム

全六回のシーズンチケットの最後を飾るはオールモーツァルトプログラム。 モーツァルトの交響曲ではmy favoriteである39番を楽しみに行ったコンサートだったが、今回の感想はギル・シャハムUMEEEEEEEEE!!!!に尽きる。正直、モーツァルトのヴァイオリン協…

ボストン響の第九

まずは、レヴァインがコケた、と。知らずに行ったもんだから、指揮者が登場した瞬間に???状態。レヴァインがどんなダイエットしようがこんな体型にはならねーぞ?やはり奴は宇宙人で別の体にでもなったのか・・・?てか、どう見ても別人だっつーの。とい…

ボストン響コンサート〜オールベートーヴェンプログラム

コンサート四回目にして、レヴァイン御大が初登場。broadmindが見たところ、ホルスト・シュタインと並んで最も人類から遠い体型をした指揮者であるレヴァインは以前にも増してハンプティ・ダンプティ化が進行し、ついに椅子に座って指揮をするようになってい…

音楽のローカル性

音楽のローカル性なんて当たり前のような話だけど、「作曲する」「演奏する」だけでなく、「聴く」というフェーズにおいてもローカル性というのはあるんだなというのを最近実感した。 パット・メセニー・グループ(PMG)のレター・フロム・ホームを聴いてい…

ボストン響コンサート

クラシック好きのbroadmindは、こちらに来て早速Boston Symphony Orchestraの年間会員に登録した。年間会員といっても、完全に好きなときに好きなようにいけるわけではないのだが、土曜日のコンサート6回分がパックになったもの。 この件、ウィーンのムジー…

エリック・ドルフィー

突然だが、最近、エリック・ドルフィーにハマっている。 実はドルフィーのCDは以前から何枚か持っていて、恐らくはジャズ初心者だったら誰でも持っているこの本に「浅田彰のフェイバリット」とか書いてあったのに影響されて買ったのだと思われるが、著者の後…

ヨーヨー・マのコンサート

えへへ。行って来ちゃった。コンサート。テスト前日だったけど(爆 でもねぇ、悪くはないけど思ったほどではなかったというのが正直なところ。25ドルだから文句言う筋合いはないけどね。 まず公演自体は、「シルクロードプロジェクト」と銘打って、シルクロ…