気分はもうラ化

就職活動やら論文やら、色々と佳境。なので気分はもうミニマリスト(脈絡不明)
まあ、メセニー・メルドー購入以降、メセニーづいている→「エレクトリック・カウンターポイント」を急に思い出す→エレクトリック・カウンターポイントもいいけど、やっぱりあのCDは「ディファレント・トレインズ」なんだよね、こんな経路。ここまで来ると、ついてこられる人間がいるのかどうか不明だが。独り言。
というわけで、このCDElectric Counterpoint / Different Trains, ElectricSteve Reich "Different Trains/Electric Counterpoint"。
春休みは鉄道の旅でもしたいな。from Chicago to New York...


自分がこのCDに思い入れがある、音楽以外の理由にも触れておこう。「ディファレント・トレインズ」は、ライヒが両親の離婚でシカゴとニューヨークに住む父母の間を交互に鉄道で行き来していた頃を思い出しながら「もしユダヤ系である自分がアメリカでなく1930年代のヨーロッパに生まれていたら、ユダヤ人を強制収容所に送る『別の列車』に乗っていたかもしれない」という強迫観念に突き動かされて書いた曲なのである。自分の途上国開発への思い入れも、『別の自分』がもしそこに産まれていたら、という恐怖心に動かされている部分がある。"And the war was over"の向こう側に、『別の自分』との邂逅はあるのか、そんな風に思いながら聴いてしまうのだ。説教臭い曲は基本的にあまり好きではないのだけど、このCDとの出会いは衝撃的だったので、これまた特別な一枚。