中高の友人に業務連絡
ちょうど4月3日に東京いる予定なんで、たまにはホームカミングデイというのに行ってみようかとちょっと思ってるんだけど、誰か一緒に行かない？
勝手にショパンベスト3
異論反論は認めない。即労働改造所に送る。
「チェロソナタを挙げるのは邪道」とか言った奴殺す。
「晩年の作品を挙げればいいと思ってるのはむしろ素人」という自称玄人には切腹を命じる。
「真のショパン通はマズルカを挙げる」とか言う奴は勝手にポーランド移住しろ。どの一曲を選んでベスト3に入れろっつうんだ。
「英雄ポロネーズ」は確かに傑作だがあえてベスト3に入れようとは思わない。ベートーヴェンでいえば「熱情」みたいなもの。
「幻想曲が好きなんですが」ﾊｧ？シベリアに送ってやるから「雪の降るまちを」でも流刑先で唄ってろ。*1
「いやいや、幻想ポロネーズが入ってないなんて・・・」それはどうかなー。お前、スクリャービンとか好きだろ？幻ポロの魅力は真のショパンの魅力ではないと思う。「じゃあチェロソナタはどうなんだよ」(∩ﾟДﾟ) ｱｰｱｰ ｷｺｴﾅｰｲ
「バラードを挙げるくらいなら、スケルツォ4番が隠れた傑作」これは許す。許そう。同意はしないが粛清は免れる。
*1:「雪の降るまちを」が幻想曲の序奏に酷似しているのは有名な話。
バンクーバー五輪総括
予想としては個人種目のメダルが取れなかったので外れたけど、一押しの小平奈緒が最終的にメダルを取れてよかった。次回パシュートは小平・穂積・高木で金に挑戦してほしいが、バランス的には田畑がいた方がいいんだよなぁ。高木が長距離で今後どこまで伸びるかにもよるが・・・
小平も500mで「力が足りなかった・・・次の五輪で・・・」とか言ってたときはおい！まだ何種目も残ってるのにもう終戦かよ！と思ったけど、よく立て直して最後はメダル取れました。「自分の成長を感じながら駆け抜けた五輪だった」という本人のコメントに象徴されてますね。順調に行けば次はかなり期待がかかるだろうから大変だけど、また高木とプレッシャーを分散させて是非個人種目でもメダルを取ってほしい。高木は次の次だよなJK。*1
全体的に、スピードスケートの選手って「変なりに健全」な感じがするから好きなんだ。それに比べてフィギュ（ｒｙ
メダルには至らなかったけど、「驚き」の大健闘という意味では圧倒的にクロカンの石田。金メダルがいないから、三賞があれば敢闘賞を超えて殊勲賞に値するところ。ジャンプや複合よりクロカンが上位に来るだけでも「ふなきぃ〜」と荻原兄弟で若い時代を過ごした僕らの世代にとっては大きな驚きですが、30キロクラシカルという超伝統種目で日本人がメダルをうかがう位置に来るとは本当に信じられない！地味だけどものすごいことだと思うよ。
運動生理学に何の知識もないくせに勝手なことをさえずるが、陸上でも運動時間が数分〜30分前後となる800〜10000mでは日本人が世界で勝負になっていないことを考えると、日本人の運動特性からはクロカンでもスプリントより1時間以上かかる長距離の方がやっぱりいいのかなとも思う。スキーの交換もあるからサポート体制が大変なんだろうけどねぇ。でも、逆立ちしてもメダルが取れないチームスポーツ（サッカーとかバレーとか）よりはこういう個人種目への支援を手厚くしてほしい、と団体競技嫌いのbroadmindは思いますです。
*1:「今15歳だからソチの時点ですでにJKじゃなくなってるだろ！」とか突っ込んでしまったあなたは人生を相当深く反省した方がよろしい
橋本美純最終騎乗（不戦敗）
何かとドラマのある引退騎手の最終騎乗。最終騎乗で勝利、という感動の幕切れも時としてありますが、ハッピーエンドばかりとは限らない。
最終騎乗で一位入線しながら進路妨害で降着になった徳吉父が最凶かと思ってましたが、今週で引退の橋本美純騎手は「病気のため」騎手変更という呆然の結末で騎乗しないまま終了。こんな異端の戦略があったとは、小生涙を禁じ得ません・・・
フィギュアがつまらない
すでにみんなが言っていることなので屋上屋だが。だって、面白くないでしょ？何が面白いのあれ？
浅田真央のトリプルアクセル？トリプルアクセルなら、伊藤みどりがとっくの昔に跳んでおります。
金ヨナの妖艶な演技？氷の上に出てきただけで惹きこまれてしまうような演技はカタリナ・ビットに何度も見せて頂きました。
いずれも、もう20年近く前の話ですよ。20年。今から考えるとママゴトみたいにも思えるエア跳んで里谷が金メダル取ったさらに10年近く前でっせ。モーグルは今や別競技。どんだけ進歩してないんだよフィギュアは。
お前は何もわかってない、フィギュアはジャンプだけじゃない、構成やスケーティング技術をちゃんと見なさい、と通なら言うのでしょう。でも、「わかる人にはわかる」「通なら楽しめる」という次元ならマイナー競技でも10や20は簡単に挙げることができます（というか事実上どの競技にも当てはまる）。さらにいえば、「スケーティングをちゃんと評価する」という視点ならばアイスダンスこそが正統と思われるが、フィギュアと比べた人気の差はご覧の通り。やっぱり、みんなスポーツを、技を見たいんじゃないか、だからこそシングルがこんだけ人気があるんじゃないのか、と思うのですが。
モーグルやジャンプみたいに一部が採点される競技ならまだしも、採点が全ての純粋採点競技だったら、オリンピックともなれば「誰が見てもすごい」というものを見せてもらわないと。例えば体操。体操も難易度としてはかなり煮詰まってきてるかもしれないが、それでもこの10〜15年ほどでさらに飛躍的に難易度は上がっており、20年も前に成功してる技が話題になったり、15年も前に成功してる技を回避して金メダル、なんてことは絶対にありえない。はっきり言って、フィギュアは競技として行き詰まってる。
岡本太郎の名言の一つに「芸術というのは『なんだこれは！こんなものは見たことがない！』というものでなければならない」というのがありますが、スポーツでも採点系の競技は同じことでしょう。そういう意味では、伊藤みどりやカタリナ・ビットやスルヤ・ボナリーは少なくとも「見たことがない」ものを見せてくれました。金ヨナも浅田真央も、すでにどっかで見たことがあるものばかりです。あたしゃこんなもん見ても盛り上がれないよ。
でも、金ヨナが完璧な演技で勝ったのは結果的には良かったと思う。微妙な点差になったら、どっちが勝ってもバカな日本人と韓国人が大騒ぎしただろうから。「オリンピックを通じて外野のバカをこれ以上見なくてすんだ」という意味ではヨナに感謝したい。
も一つオマケでいうと、ロシェットは気の毒でしたが、オリンピックにおける「身内の不幸ドラマ」においてダン・ジャンセン以上のものを今後の人生で見られる可能性はほぼ皆無だと思うので、そんなに感動はしません。でも、メダル取れてよかったね。
ちなみに、broadmindの最愛のスケーターはエレーナ・リアシェンコです。リアシェンコがいないフィギュアなんか見ねーよ。（能書き垂れた挙げ句この最後の文章に何の意味があるのかとか決して突っ込んではいけない）
昨日の答え
3名の方から回答を頂戴し、いずれも「イスラエル」との回答でした。
パスポートにイスラエルの入国スタンプがあると入国を認めないアラブ諸国があるためイスラエルは入国スタンプを押さないでくれる、というのは事実ですのでその辺は皆様さすがでございます。
しかし、このクイズに関する限り、broadmindは残念ながらまだイスラエルに入国したことがないのでイスラエルは外れです。
正しい答えは「キューバ」です。
特にアメリカ人がキューバへの渡航を禁止されているため、キューバも基本的に入国スタンプを押しません。頼めば押してくれるようで、一緒に行った妻と*1「せっかくだから押してもらえばよかった」という話を後になってからしたのですが、気が付いたらもう手続きが終わってました。ともあれ、当時は我々もアメリカ在住でアメリカ発の旅行だったので、万全を期すという意味では押してもらわなくてよかったかなと。
*1:ちなみに新婚旅行の一部
