福井2区

以前本ブログで取り上げて以来、生暖かく(というより本当に暖かく)ヲチしてきた国民新党糸川正晃だが、今回の選挙は民主党公認に鞍替えして小選挙区から出るそうである。両党の選挙協力の一環とのことだが、虎の子の一年生議員の移籍に国民新党側がよく同意したものだと思う。報道からは「後援会の意向」「連合福井の要請」といった言葉が見えてくるが、一言でいうと糸川本人が後腐れなく民主党公認になれるようにうまく立ち回ったのではないかと。小泉チルドレンから公認漏れが続出する中、この選挙で民主党公認を獲得するという政局への強さは、以前指摘した通り一年生議員離れしているといえよう。この子はなかなかできるね。できるよ。
しかし、個人的には今回はあえて国民新党から出て(民主党は推薦)、そういう意味で存在感を発揮してほしかったなー。もしこのまま民主党が大勝すると、まさに郵政選挙の逆バージョンとなり、自分は政策通だとか勘違いしてる従来からの松下政経塾グループに加えて、チルドレン的な有象無象が沢山議員になる可能性がある。いくら与党とはいえ、その中でただの二年生議員になっちゃうよりは、国民新党にいた方が良い経験ができるようにも思えるんだけどね。しかし、引続きヲチしたい選挙区&議員であることには変わりない。
で、その福井2区の相手は、麻生降ろしの署名集めに奔走したあの山本拓であるw。山本は以前、糸川を自民党に取り込もうとして無様に失敗したらしいが、バカだねー。いかにも小賢しい動きをしてコケるキャラであります。しかし、山本姓の国会議員というと「あの御方」といい、この拓といい、皆さん一味違いますね。ちょっと違いすぎ。山本譲司も今でこそいい仕事してるけど、あんな事件起こしたわけだしねぇ・・・。何はともあれこの選挙区は、こんな政局でなくとも文句なく糸川を応援したいところ。ちゃんと流れをモノにして、取りこぼすなよ!