フルブライトセミナー続きの続き

なんで二日酔いになったのかの話まで到達しなかった。
さて、飲み足りない気分を抱えてホテルまで戻ってきたbroadmindは、各々の訪問先の家庭から続々と戻ってくるフルブライターの中からまた飲みに行くというグループを探してjoinすることにしたのだが、これが二週間前にケネディ・スクールのジョブフェアでDCに来たときに行ったのと全く同じクラブ。しかも超混雑している上にサルサナイトということで、百歩譲って踊るとしてもペアものは絶対やらないbroadmindには辛い空間であることが判明。同様の気分であった韓国人氏と静かに飲める場所を探しに出たのだが(こういう時は本当に韓国人は「近くて近い」人達だと思う)、これが存外難しい。クラブかレストランばかりで「静かに飲む」という目的に合致する店がなかなかないのである。
仕方なくホテルに戻ってきたが、ホテルのバーもすでに閉店。そこで一計を案じた。夕食に訪問したオタク、じゃなかったお宅へのおみやげに近くの酒屋で日本酒を買っていったのだが、その際に芋焼酎を売っているのを発見し自分用のおみやげについでに買っておいたのを思い出したのである。じゃあロビーで焼酎飲もうぜと言ったら、「ショーチュー?おー、SOJU?オーケーオーケー」ということで韓国人二人も好反応。無人のロビーに部屋から焼酎とグラスと氷を運び込んで夜の日韓戦と相成った。
「一番酒を飲める人間がサムスンのCEOになれる」「大学の飲み会で巨大なマッコルリ入りのジャーから水着姿で飛び出してきた先輩」「酔いつぶれた女の子をおぶって送って帰ったら道中で頭の上からゲ(以下自粛)」などなど、韓国のディープな飲み会話を聞かせてもらった。ていうか、バカっぷりはおんなじやね。途中、クラブから戻ってきたマケドニア人のIvanが参加して「なんで南北朝鮮は今でも統一できないの?」というボタンを押す発言もあったが、大事には至らず(笑)、非常に楽しく飲み続けた。
しかし、「お互いの文化を尊重して相互理解を深めるべきだ」という酔っ払いらしい内容のないスローガンに到達したあたりで一人の様子が若干怪しくなり、「韓国も日本も年長者を大事にする。俺は32歳、お前は29歳、韓国では年長者の酒は断らない」という典型的なタチの悪い酔っ払いモードに突入。このため、午前四時近くになって安物の芋焼酎の残りを急ピッチで空けることになった。このダメージがでかかった。
ということで、今朝9時に目が覚めた段階では「これはもうだめかもわからんね」状態だったが、やはり焼酎は悪酔いしないのか、回復が早かったため、今朝のセッションにも(大きく遅刻して)顔を出した。昼食になってようやく現れた韓国人コンビには圧勝した、と勝手に宣言しておこうw