セン

まあ、ブランド好きな女性、あるいはミーハーな皆様をあれこれ言う権利はないわけである。
御三家出て(母校が大好きで)、東大出て(東大が大好きで)、ハーバード来て(ハーバードが大好きで)、ノーベル賞受賞者の話聞くのもう何人目?という感じでブランド大好き権威大好き&ミーハー丸出し。
今日はゲストスピーカーでアマルティア・センが来た。一般向け講演会ではなく、我々のクラスのためだけに、しかも演目なしで80分間ひたすら質疑に応じてくれるというもの。超贅沢。マジ幸せぽ。長生きはするもんだねぇ(笑
当然、broadmindも下手な英語を駆使して頑張って質問した(なかなか意図が通じなかったことは秘密であるw)が、快く、丁寧に答えてくれた。セン最高。本当はもっともっと聞きたいことがあったし、もっともっとミーハー根性を丸出しにしてサインをもらいに行ったり記念撮影したりしたかったが(実際にしている連中もいたが)思いとどまったというよりも、タイミングを逸した。臥薪嘗胆。
しかし、彼の本を共訳した新領域の佐藤先生の後書きにもあるように、彼はオフィスアワーでは誰でも歓迎し、丁寧に接してくれることでも知られている。どうしても会いたかったら、ヤードの方に訪ねて行けばいいわけである。
アメリカの良い所は少ないが、大学だけはやっぱ別格だなぁ。どこかその辺からあしながおじさんか誰か出てきて、「やあ。1億円(10億円でも可)あげるから、好きなように過ごしなさい」って言ってポンとお金くれないかなぁ。それが今年三十路を迎える所帯持ちの人間のセリフなのかというツッコミは皇室典範違反。