ジャパンカップ予想

Galileoという馬にはちょっとした思い入れがあって、2001年のブリーダーズカップを見に行った時に、クラシックで「ヨーロッパ馬ならSakheeよりGalileoだ」と思って勝負してしまったわけである。結果はTiznowとSakheeの叩き合いとなり、まあ名勝負を見られたから馬券は外れても構わないのであるが、「Sakheeの方にダート適性があったというのは意外」というのと、「ジャパンカップに来てたらGalileoが勝ってただろう」と思ったことは印象に残っている。
で、はっきり言って父Galileoよりもかなり小粒そうな◎Sixties Iconではあるのだが、BC「ターフ」やマンノウォーSを勝っているRed Rocksや今年の英ダービー馬であるNew Approachなんかの走りを見ても、Galileo(産駒)は日本の競馬が向いてそうだというイメージが今でも強い。
近年は外国馬の成績が悪く「デットーリしか勝ってない」状況なので外国馬狙いはなかなかリスキーなのだが、ウオッカにしてもサムソンにしても結局のところ海外では大した結果を残していないわけで、「国際レース」として冷静に見るとそんなに日本馬優勢とも断言できないのが今年の勢力図ではないかと思う。なんだかんだとアルカセットでも(それなりに人気になった上に)勝っちゃうようなレースでもあるので、好調のGalileo産駒に一発を期待する。
しかし、ツボに嵌ったかと思わせておいて、いつぞやのポリシーメイカーのようなオチになりそうな予感があるのも確かだ。