ボーダー遭難騒ぎ

まず思ったことは、
「廃校以来40年近く、雪下ろしもしないで建屋がちゃんと残っている日本の学校建築のすごさ」
次に、
「吹雪けば遭難者の捜索も困難な地区にかつては小学校があるほどの集落があったという事実」
そして最後に
「今やこんな小学校があったことすら誰も覚えていないという、スキー場の隣にある日本の『戦後』の一側面」
こんなところでしょうか。


あと、たくさんの人に迷惑や費用をかけたことは事実なのでもちろん彼らに反省はしてほしいですが、最近のこういう事件・事故の事後処理は、ようやく命が助かったばかりの人達をつかまえて「謝らせる」イベントにしているようで個人的には非常に不愉快ですね。関係各所にはもっと肉体的・精神的に落ち着いてから謝ったっていいわけだし、別にマスコミのカメラの前で謝る必要はないですね。