夢日記

自慢じゃないが、変な夢を毎日のように見る。夢日記つけるほどマメじゃないが、多分まとめたら星新一ショートショートと対決できる。朝目覚めたときに覚えていてもそのうち忘れてしまうことも多いのだが、昨夜のはなかなかよかったのでたまには記録。


とりあえず、ナイジェリアはラゴスを旅行中(アフガニスタンとかタンザニアとか、行ったことのないところも結構夢に出てくる)。近郊電車みたいなのに乗っている。多分ラゴスに電車は走っていないがまあ細かいことは気にしない。車内の風景はちょっとインドの電車っぽい。ラゴスは治安の悪さで有名なのでこちらも緊張して荷物、特に財布とパスポートは超警戒態勢で臨んでいるのだが、これがスリというかひったくりというか、堂々と奪おうとポケットを狙ってくる輩がいるから困る。座席に座っても後ろの席から手が伸びてくるので危険。ということで車両の隅を背にして避難。そうしたら、ケネディの同級生、スーパー鉄のY嬢が登場。「この電車危ないんだよねー。お互い気を付けた方がいいね」などと言いながら堂々と座席に座っている。さすがY嬢、大物ぶりを発揮。泰緬鉄道に乗ってきたばかりだけあって(これは実話)ひとたび鉄道に乗ると他の追随を許さない。そんなこんなで何とか目的地に着き、モールにある中華料理屋で会社の同期Tと食事。ラゴスにそんなモールがあるかどうかは知らないが。てか、どうしてここでTが登場するのかも謎だが、まあ夢なので仕方ない。んで、食後にモール内のトイレへTと一緒に用を足しに行くのだが、さすがラゴス、どうもモールの中でも雰囲気が怪しいと思ったら、トイレの前でBlackberryをいじっていたオヤジがおもむろに銃を取り出して「中に入ってポケットの中のもの出せや」とのたまう。ぐぐぅ。武装強盗に遭ったら抵抗しないのが鉄則。しかし、いくら何でもここ人通りありまくりやで?と思ったら、Tが「あっちの通路は人がいっぱいいるから逃げよう」と耳打ち。よっしゃということでダッシュで逃走。そしたら後ろからオヤジが撃ってきましたよ。なんか仲間もトイレから出て来たし。と思いきや、ここで反対側からはモールの警備員登場。ラゴスなんで当然こいつらも武装してます。というか、自動小銃で完全武装。ということでモール内で銃撃戦開始。怖ぇ。逃げろ逃げろということで、地下駐車場へ。そこでクラスメートのAvjeetとなぜか待ち合わせ。危ないからさっさと行きましょということで、防弾加工されたピックアップトラックラゴス近郊の彼女の親戚の家に移動(当然、彼女にそんな親戚はいない)。で、着いた家がこりゃすごいよ、家というか、屋敷というか、もう要塞。Avjeetすげー親戚がいるんだなーとビックリしていると、おじさんという人が登場して、「君を狙った犯罪グループは逃げた獲物を執念深く追ってくる。だから必ず君のパスポートを狙ってまた現れる(なんでだよ)。この国では警察も軍も頼りにならない。でもここにいれば大丈夫」そうですか。大人、よろしくお願いします。てか、屋敷から見える道路の向こうから装甲車が何台か土煙を上げて近付いてくるんですが、あれ強盗さんですか?さすがラゴス、レベルが違うね。対するAvjeetのおじさん軍もかなりの装備なんですが。あなた一体何者?
そして火ぶたは切って落とされた!今度は戦争だ!!


というところで娘の泣き声で目が覚めた。うーん、自分の人間性について深い疑問を抱く夢ですな。滞在中の安宿が迫撃砲攻撃を受ける「カブールバックパック旅行編」に勝るとも劣らない傑作だが。ラゴスは怖いねやっぱり。何か違う気もするけど。
あ、でも今日のはショートショート系とは違うなぁ。そういうのもしばしばあるんですよ。また変な夢見たら書きます。