中山大障害回顧

大好きなのだが相変わらず全く当たらない障害戦。まあJ・GIは障害振興のための出費と割り切っているので、当たればそりゃ嬉しいが、外れても自分のン万は売り上げとして計上されるし、普段障害を買わないファンの当たり馬券に流れて少しでも障害ファンの獲得につながってくれればいいので構わない。
こだわりで買っている割に予想自体は浪花節を廃してしまったのだが、西谷・瀬戸口の師弟コンビが最後にお見事。身長が高く減量苦の西谷騎手だが、いざ乗るとさすが追い方に迫力がある。今年の障害リーディング獲得とともにゴッドスピード以来のビッグタイトル獲得。ぜひ来年もマルカラスカルとともに障害戦線を盛り上げてほしい。
残念だったのは、嘉堂ただ一人落馬してしまったこと。馬券の当たる当たらないは別にして、これだったら全馬完走してほしかった。しかし、フルゲートになると全馬完走の確率は格段に下がってしまうが、有力馬の脱落で低レベルといわれた今回もメジロアービン以外の15頭は完走を果たし、障害馬全体のレベルは上がってきているように思う。今後もハイレベル、エキサイティングかつ安全な障害競走を望むが、嘉堂もメジロアービンも「異常なし」の発表なので一安心。