そして現実へ

ここ数日好き勝手なことを書いていたら、「どうもbroadmindはインドですごく良い経験をしているんじゃないか」という極めてミスリーディングな印象を与えていることに気付いたので路線修正。
要はここに来て長ったらしいブログを毎日のように書いているということはどういうことかというと、とどのつまりはヒマなのである。プロジェクトの詳細も詰まっていないのに担当者は出張に行ったきり帰ってこない、他の連中は自分のプロジェクトが始まってあまり相手をしてくれない、ネットにはつながっているもののやたらと遅いのでネットで暇潰しもできない、ということでしょうがないから徒然なるままにブログでも書くか、と。それが現実。
まあインターンシップなんてものは往々にしてこんなものなので別にとてつもなく不満に思っていたり焦っていたりするわけではないのだが、要はいつまで経っても指示待ち人間だというか生来の消極性が露わになってしまい、こういう状況に直面したときに上手いこと事態を打開できない自分を発見すると本当に鬱になる。あそこであいつをつかまえてもうちょっと話を詰めておけば、とか質問してアピっておけば、とか思うのだが、後の祭り。で、不満を感じつつ好き勝手にやるかというとそこまでの甲斐性はなく、放っておかれてるなら昼寝か観光でもするか、というこの自分の安易さ(爆)。これではイカンということで、今度こそ積極的で建設的な自分になるぞ、とか自己啓発セミナー系のことを一瞬思うのだが、当然ならない。二日酔いの朝にもうこういう飲み方はしないぞと反省するのと同じくらい、全く学習しない。
これと似たような話は最近書いたばかりだな。ま、インドに来てもそういう本質が変わるはずもなし。いずれにせよ「貴重な経験」であること自体をあえて否定はしないが、別にここに来て大したことをしているわけではなく、むしろ無為に毎日を過ごしているのだが無為な毎日にもそれなりの意味を持たせられるのが非日常のすごいところでw、そんなこんなで早くもインド三回目の週末を迎える。臥薪嘗胆。