ブリーダーズカップに行くかどうか?それが問題だ。

2001年の10月、ニューヨーク郊外のベルモント競馬場で開催されたアメリカ競馬の祭典、ブリーダーズカップを観に行った。会社の研修でたまたまNYに滞在していたという幸運に恵まれ(研修はちゃんと受けましたよw)、これは一生に一度のチャンス!と思った次第。
911の直後ということでこうした大イベントが次なるテロの標的になるのではないかという懸念が強かったため、警備も厳しく緊張の中での開催となったが、一日に7つ(!)開催されるGIの中でも最大のレース、BCクラシックではヨーロッパを代表する馬Sakheeを地元の雄Tiznowが直線での壮絶な競り合いの末破り、地元ファンと一緒に大興奮する結末となった。日本の競馬ファンにとっては、合田さんの「ティッッズナァウ!!!」のシャウトで印象に残っている人も多いのではないかと思うw。さらに余談を言えば、当時NYに留学中だった元クラ一緒のT君もすぐ近くで観戦していた(残念ながらその場で遭遇することはなかったが)ことも後日判明した。海外にいても競馬ファンの考えることってみんな一緒www
アメリカ競馬の祭典とはいっても日本の競馬場で大きなGIのある日よりは全然空いていて、激しい陣取りをしなくてもパドックから本馬場に向かうSakheeとフランキー・デットーリに触れるんじゃないかというくらい間近の距離で見た後でレース開始前にゴール板付近に移動して観戦、といった贅沢も味わうことができて生涯の思い出だ・・・



・・・と、なぜ突然このネタを書いているか?実はブリーダーズカップは開催される競馬場が持ち回りで毎年変わるのだが、今年は2001年以来4年ぶりにベルモント競馬場で開催されるのだ。と、いうことは、ということは、来月からボストンに留学する自分は、再びBCを観戦できるという天佑神助に恵まれたか!?しかも今年はひょっとすると日本からシーザリオカネヒキリが参戦の可能性もあり!!!!(ということに昨日になって突然気付いたわけだな)
で、引越準備そっちのけで妄想開始。果たしてマサチューセッツ州ケンブリッジの我が家からベルモント競馬場@ニューヨークのブリーダーズカップへ日帰りで観戦に行けるのか?Amtrakのページを検索すると、Boston South早朝発のNY Penn行きの列車は5:45と6:40にあり、いずれも所要が4時間強。この際、最初の方のレースは見逃しても仕方ないと割り切れば、PennからBelmontは40分くらいだったはずなので充分間に合う。帰りも19:00にPennを出る列車があり、23:15にBoston South着は少々遅いが許容範囲内だ。つまりは、これ、行けるんじゃん!?
調べてみて現実的に行けないとわかれば諦めもつくんだが、行けるとわかっちゃった以上、もう行くしかないような気もするなぁ。ただ問題は、

  1. いくら日曜とはいえ、大学院一年目のクソ忙しい学期中にそんな暴挙に出て果たして自分はsurviveできるのか?
  2. その頃には妻も合流している可能性が高いので、いきなり家族を放置してそんなとこ行ったら家庭崩壊の危機・・・?
  3. (贅沢な悩みだが)二回目ということもあり、これだけのリスクを負って行くだけの価値があるメンツが揃うか?

うーんどうするよ、俺?