ノーベル賞雑感

  • アメリカの副大統領候補がパスポート持ってないのは論外だが、ノーベル賞受賞者がパスポート持ってなくても何ら問題ない。対照的にアメリカ生活の長い南部氏とも併せ、三者三様で大変面白い受賞者の組み合わせといえる。
  • その南部氏は現在はアメリカ国籍(グリーンカードではなく)とのことなので、「日本人三氏」という書き方は間違い。日本人的な感覚では南部氏を「日本人」と呼びたくなるが、Prof. NanbuはJapaneseではない。「だから何だ」ということは別にないのだが、それを言い出したら「日本人三氏」であったとしても「だから何だよ」という話に行き着くのであって、そういう「だから何だよ感」も含めて日本人一般もこういう事象に少し慣れた方がよい。
  • 下記のasahi.comの記事を見て思ったこと。

夫の口癖は「時間を決めておくと余計なことを考えなくていい」。毎朝必ず8時2分に家を出て大学に向かう。「風呂は夜9時36分だ」も口癖だが、受賞の夜はその通りにいかなかったようだ。
http://www.asahi.com/national/update/1008/TKY200810070391.html

broadmindの予想では、益川教授は家を出る時間は秒単位まで多分いつも一緒。それで、最寄りの信号が変わるタイミングが毎日何秒ずつずれていくかを見て、信号の周期を計算してると思う。60×60×24を周期で割って、余りの分だけずれていくわけでしょ。それで、曜日とは別に「ずれ」が一周するまでのカレンダーみたいなのが脳内にあって、「あ、今日は何日目だな」とか、「明日でまた8時3分ちょうどに信号が変わる日に戻るな」とか考えてると思う。結構自信あるよ、この妄想。