'68ers

燃え尽きるタイミングは自分自身のみが見出せるもの。桑田はよくやった。とにかくそれしか言えない。例の怪我をした後は一部評論家から「打者転向」まですすめられた桑田が投手人生を貫いたのは、恐らくPLでの清原との出会いがあったからなんじゃないだろうか。
野茂の闘いはまだ終わらない。メジャー復帰目前まで来たが、またしても故障の壁に阻まれた。できればもう一度先発する姿を見たいのだが、とにかくメジャーのマウンドに再び上がれるだろうか。
その一方で。藪。コイツ生きていたYO!ひっそりと帰国してどこぞのコーチになるか、中南米か台湾あたりに流れてそのまま終わりかと正直思っていたが・・・。井川がマイナー落ちして藪がメジャーだなんて、阪神ファンだったらきっともっとぶったまげてると思うよ。斉藤隆といい、人間の持っている隠れたポテンシャルにはビックリさせられる。アメリカをあまり無反省に称えたくはないんだが、こういうドラマはこういう環境からしか生まれないんだよなぁ。