プチバーンアウト

自由時間があると安易な方へ怠惰な方へと流れてしまうのは今に始まったことではないが、この一ヶ月あまりにも勉強のペースが落ち、かつあまりにもその状況が打開できないことを辛いとか苛立たしいとかいう以上に純粋に不思議に感じていた。試験やら締切があると、いくら怠惰な生活をしていても、「この辺で始めれば帳尻が合う」というタイミングで自動的にエンジンがかかる要領の良さが自分には備わっていると思っていたのだが、どうもレーダーが故障気味でもうどうあっても間に合わない段階になってようやく少しエンジンがかかるがそれでも思ったほど馬力が出ない、という状態であった。
新学期を迎えやや状況が改善されてきたのだが、精神的なものは自覚症状がないときの方が重症というのはどうも事実のようで、ちょっと先学期終了時点でプチバーンアウト状態になっていたのかな、と今頃になって思い始めた。外国での初出産と初子育ては妻にとって一番大きな負担だったと思うが、自分なりに彼女をサポートしようとしてあれこれ準備して立ち合って采配して、雑音があると勉強できない性質なのにできるだけ家にいるようにし、非効率の極みの中で何とか勉強を続けていた。妻の努力と義母の多大な協力があってこれだから情けないといえば情けないのだが、しんどかったものはしんどかったので仕方がない。Thanksgivingの直前あたりはかなり限界だと思ったが、休みをはさんだのと妻も喜実子もだいぶ落ち着いてきて何とか乗り切れた。しかし、12月に入って年内の課題を全て終えたところでちょっと力尽きたのかもしれない。
先週あたりまでは「もう何でもいいや。どうせ修了はできるんだし、仕事も何とかなりそうなんじゃ」とかなり投げやりな気持ちになっていたが、ここ数日で最後の学期をまた頑張ろうという気持ちになってきた。やや遅きに失した感はあるが、まだ4ヶ月ある。このモメンタムを大事にして留学生活の最後を過ごしたい。