Bihar訪問記①

先週の水曜日から土曜日まではBihar州にあるプロジェクトサイトを訪問していた。Bihar州、正直一般には馴染みのない州であるが、インドでも最貧州として知られている。その統計たるや驚異である。一人あたりGDPが120ドルというアフリカもびっくりの貧困ぶり。しかも人口は8千万もいるので、ちょっとした国よりも規模はデカい。どうやったら戦争もなしにここまでの数字になるのか。気分はもう「我々は1が何故このようなスレッドを立てたのかという疑問を解決するため、1の故郷であるBihar州に向かった。『まだ世界にこんなところがあったのか…』思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた」という昔懐かしいコピペ状態である。但し、1の母親から干し柿をもらえるのかどうかは定かではないが・・・(broadmindの認識は所詮この程度です。すいません。もっとも、外ならぬその上司自身、インド人ながらBiharに来るのは初めてで、到着直後にはやや興奮気味にbroadmindに対して「Welcome to one of the poorest place in the world!!」と声をかけてきたことは特記しておきたいが・・・)
で、実際どれほど貧しいのか?ところが、州都のPatnaへと向かう飛行機の中から様子を見ると何ら異常な気配はない。ネパール国境に近いということで多少山深い地域を想像していたが、ガンジス中流に抱かれた見るからに肥沃な平地で、土地は美しい長方形に区画されている。実際にBiharはインド有数の農産地帯でもあり、この景色だけ見ると、一体どこが世界有数の最貧地域なのか?と疑問に思うほどである。
(以下続く・・・但し結局未完)