ODA改革

まだまだ迷走している感もあるが。

政府開発援助(ODA)改革を検討している政府の有識者会議は今月下旬の答申で、国際協力銀行JBIC)の円借款部門と国際金融部門を分割し、円借款をODAの技術協力を担う国際協力機構(JICA)に統合する方針を打ち出す。国際金融は一元化される政府系金融機関に組み入れる。
政府方針、円借款はJICAと統合・国際協力銀を分離日経新聞2月4日)

報道を見ていると官邸・財務省・外務省の綱引きが垣間見えるようであるが、組織改革の方向性としては至極妥当だろう。JBICはそもそもおかしな組織であった。何よりも、「どれくらいデカいマイナスになるか」が焦点の小泉改革においてプラスの側面が出てきただけでも望外の朗報というものである。