NY旅行初日

今日はThanksgiving連休に片足を突っ込んだような日。午前中だけ授業があって、午後から休みに突入。もちろん、昨日から一足先に休暇に入っている連中もいるが、勤勉なbroadmindは今日の午前中もちゃんと授業に出席する(藁
授業終了後、その足で妻と落ち合い、South Stationに隣接するバスターミナルへ。中国人の経営するボストン−ニューヨーク間のシャトルバス、通称「チャイナタウンバス」で一路NYに向かう。このチャイナタウンバスというのがまた凄い。アメリカにありながら、ここだけ中国状態www。インターネットで1時のバスを予約して行ったのだが、予約票をプリントアウトしたものを見せたところ、IDもチェックせずに通過、しかも早めに着いていたので、間もなく出発する12時半のバスに自動的に変更。これ、同じ予約票を複数枚プリントアウトしていっても絶対バレないと思うんですけどwwwwwしかも絶対人数カウントしてないし。見た感じ仕事分担がよくわからないが、そこらでワラワラと蠢いている中国人達がなぜか不思議とうまいこと機能している様もまさに中国といった趣。
さらに凄いのはその値段。片道15ドルというのは、予備知識がなくても安そうだと思うであろう。ちなみに飛行機だと格安券でもまず100ドルは切らないし、鉄道だと割引でも50〜70ドル台、さらに競争相手(?)のはずのグレイハウンドですら予約割引で40ドル近くかかる。要するに圧倒的に安い。圧倒的に。アメリカにありながら中国的に安い。しかも道路が空いていれば4時間強で到着、と飛行機以外の交通手段よりは概ね速いというオマケ付き。飛行機との比較ですら、空港までのアクセスやチェックインの時間等を考えるとせいぜい1時間程度しか違わない。これでは売国奴と呼ばれようが何だろうが、チャイナタウンバス以外の交通手段は選びようがないというものである。
ちなみに本日はアメリカで最も人が移動する日(知らなかったが、Thanksgiving休暇はクリスマス休暇よりも人が移動するそうである)であるため大渋滞。NYまで約6時間半を要し、看板の一つであるスピードの方は実現できなかったが、何とか夜には到着。一度ホテルに荷物を置いてからVillage Vanguardに繰り出し、予約しておいたBrad Mehldauトリオのライブを聴く。早速NY気分を満喫(ライブ評については余裕があったらまた今度)