散髪@チャイナタウン

渡米して一月半が経過し、いい加減髪の毛が鬱陶しくなってきた。しかし、こちらでの床屋というのがなかなか難題で、東アジア系の太くて硬い髪を切り慣れてないところに下手に行ってしまうと長さも揃ってないひどい仕上がりのクセにこんだけ頑張ったんだから(普段相手にしている白人の髪の毛に比べると大変という意味ね)チップはずめみたいなことを言い出すシットなホワイトに遭遇する可能性があるらしい。普通の日本人(または中国人)でもこんな具合だから、日本の床屋でも「こんだけ髪の毛が硬くて量が多い人、なかなかいないですよ」といつも言われるbroadmindの髪をそんなシットに切らせるわけにはいかない。
このため、他の日本人から情報収集をし、やや遠出をしてチャイナタウンまで散髪に行くことにした。結論としては、期待以上で全然OK。日本の床屋に比べたらそりゃ仕事は粗いが、それでも髪を梳いてそぎバサミを使うという概念があるだけでもシットの店とはかなり違う。仕上げも、QBHouseとかに比べればかなり丁寧で、しかも最後にオプションでシャンプーも頼める。こっちの床屋にはシャンプーという概念はないものかと思っていたので、ほほぅシャンプーとな?腕を見せてもらおうか、主。と海原雄山状態になってやってもらったところ、これも侮れない腕前。しかもシャンプー後にも髪を乾かしながら少しハサミを入れて念入りに仕上げるなど、なかなか職人気質なオヤジである。これでシャンプー付18ドル(シャンプーなし12ドル)は遠出をしてもバリューあるんじゃないだろうか。ここリピートに決定。
で、チャイナタウンまで来て髪だけ切って帰るのもバカバカしいので、中国スーパーマーケットへ。その名も「中国超級市場」というあまりにもそのまんまの店に行くと、日本食材もそれなりに置いてあってしかも日本食材屋よりも安い。これはうまいこと取捨選択して、日本食材屋でしか買えないもののみそっちで買って、チャイナタウンまでちょくちょく買い出しに来た方がいいなと気付いた。なお、フェリーニの映画に出て来そうなスキンヘッドの超デブな白人の客がいてキモコワかった(決してカワイクはない)。まあどうでもいいですが。