五輪騒動雑感

まず、チベット暴動に端を発したこの騒ぎ、チベットよりもむしろ中国の問題を炙り出すのにこれほど効果的だったというのは予想外。聖火リレーといい、各イベント(とその妨害活動)が一体何のための何なのかわからなくなっている気が・・・。反仏暴動がチベット弾圧の目くらましだとしたら高等戦術だよなぁwww
また、そのカルフールに対する抗議活動は05年の反日暴動級(藁)だということで、あーこれくらいのことでフランス相手でもこの規模の騒ぎが起きるんだ、つまりはまともに相手にしなくていいんだ、なんか当時は真面目に色々と考えたりして時間の無駄だったなぁ、ということはよくわかった。
そんで、この国を(少なくとも急進的に)民主化するのがいかに危険かということをも示唆している事象であって、これまた非民主的システムを正当化する高等戦じゅ(ry
だけどまあ、「北京オリンピック」であって、「中国オリンピック」ではないから別にオリンピック自体をするのはいいんじゃないでしょうか。オリンピックが「自分達のイベントだ」と騒いでいる人たちが思っているのはそれ自体が中国共産党の宣伝の中だけでの話であって、外から見てオリンピックが北京+沿岸部大都市以外と何ら関係あると思っている人はいないだろうし。そういう感覚に対して「一つの中国」観/感から反発してデモをしてるんだとしたらある意味でスジがいいけど、そんなわけないよなww